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その手には四角くて白いなにかが握られていた
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Topic: その手には四角くて白いなにかが握られていた (Read 20 times)
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yvreavvyrn
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その手には四角くて白いなにかが握られていた
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December 15, 2013, 10:24:07 am »
八つ当たりも甚(はなは)だしいね。 激昂するピロシキに対して、ジジイがやれやれと首を横に振り、僕へ耳打ちする。
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「寛貴(ひろき)が荒れておるのは、わしのせいか?」「ジジイは一欠片(ひとかけら)も悪くないよ」
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バケツリレー組の好好爺が現れた。「おぉ、お主たち、よく火が着けれ、た、のぉ……な、なんじゃ? この業火(ごうか)は……」
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バーベキューから噴き出す火柱を見上げたジジイが呆然と立ち尽くしている。その手には四角くて白いなにかが握られていた。
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ジジイに「悪いのはそこの豪快(ひめか)」と指摘するも、いまいち要領を得ないと言った表情で、ジジイはバケツリレーを続行するべく、室内へ戻って行った。 指摘した豪――あらゆることを意に介さない姫風は、火柱を沈静化させたあと、鉄板と網をバーベキューの台座に載せて、網の上に数本のトウモロコシを転がした。「なんで最初にトウモロコシを焼くのさ?」 お肉は?「火が通り難(にく)く冷め難い。なによりゆうの好物」 僕を見つめながらトウモロコシにハケで醤油を塗る姫風。「なんでトウモロコシが僕の好物だって知ってるのさ……」「ゆう歴十一年の私からすれば常識」「常識なんだ……」 焼きトウモロコシの合間を縫って、隣の鉄板には焼きそばの玉、卵、もやし、青海苔、ソース、鰹節を落とし、両手に装備したヘラで、巧みな麺捌(めんさば)きを見せつつ、あっという間に姫風風(ひめかふう)焼きそばを完成させる。 姫風曰く、この焼きそばは、出来上がるまでに時間がかかる焼きトウモロコシの“繋ぎ”らしい。 手際の良さに関心していた僕へ、「火力が命」と姫風が紙皿に盛った焼きそばと割り箸を渡してくれる。
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「なにそれ」「ん? あぁ、これは固形燃料じゃ」 我に返ったジジイが固形燃料の説明を斯々然々(かくかくしかじか)と行なった。marc by marc jacobs 時計 固形燃料とやらは火種の一種らしい。「それさえあればオレのジッポは無傷だったのに!」 ピロシキが悔しそうに固形燃料を睨みつけている。
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「お前は日替わり定食か」 ……気のせいだろうか。最終日の水着が凄く卑猥(ひわい)な気がする。「そっちはどうじゃ?」
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「今回は三十着の水着を持参した。日を追う毎(ごと)に露出度が変わる仕組み。あと二十九着を楽しみにしていて」
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「親の敵(かたき)ばりにわしを睨むな」「祐介がそれを早く持ってくりゃあ睨まなかったんだよっ!! クソがっ!!」
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